小児外来

Pediatrics

小児科医は子どもの総合医です。お子さんの急な症状や身体の不調、子育ての困り事や悩みなど何でもご相談ください。発熱や咳、鼻水、嘔吐、下痢、発疹など感染症による急性疾患や、軽症の熱傷やケガなどの外傷、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、夜尿症、便秘症、頭痛などの慢性疾患、成長や発達の悩み、起立性調節障害や過敏性腸症候群などの心身症の診療を行っております。

小児外来の診察予約には、2ヶ月前から予約が取れる「時間予約」と当日予約の「順番予約」があります。「順番予約」は、午前診療は当日7時間、午後診療は当日13時から予約をお取りいただけます。

Web予約」をタップして予約をお取りください。電話での予約も可能ですので、お気軽にご相談ください。

  • 診察は、時間予約の方を優先しております。喘息や夜尿症、湿疹などの定期通院の場合には、ご希望の日・時間に空きがありましたら「時間予約」をお取りください。
  • ご希望の「時間予約」に空きがない場合は「順番予約」をお取りください。順番予約を取られた方は、Web予約のページで診療状況をご確認いただき、ご自身の順番までにはクリニックへお越しください。メールアドレスを登録いただいた方には、順番の4番前になりましたら通知が届きます。

持ち物

  • 保険証/医療証
  • 母子手帳
  • お薬手帳
  • 診察券

当院で行える検査

院内血液検査

顔色が蒼白、疲れやすい時の貧血のチェックや、鼻血が止まりにくい、アザができやすい時の血小板数のチェック、発熱が続く時の炎症所見のチェックを行います。

院外血液検査

血液検査で卵、小麦、牛乳、ナッツ類、ソバ、甲殻類などの食物や、花粉、ダニ、動物の毛などのアレルゲンの評価を行います。また腎機能や肝機能などの一般的な血液検査や、甲状腺などのホルモンの検査を実施可能です。検査結果が出るまでに数日から1週間ほどかかります。

尿検査

院内の尿分析検査装置で血尿や蛋白尿、尿路感染症の有無をチェックします。赤いおしっこが出た、体がむくんでいる、咳や鼻水を伴わない発熱で元気がない時などに尿検査を行います。

各種迅速検査

当院では溶連菌、アデノウィルス、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルス、インフルエンザウィルス、新型コロナウィルス、マイコプラズマスの抗原検査を行っています。
たとえ一瞬であっても検査には恐怖や痛みを伴うため、症状や周囲の感染状況などを参考に、疑わしいと判断した場合に検査を行いたいと考えています。

超音波検査(エコー検査)

頸部の腫れや痛みの際にリンパ節や耳下腺、甲状腺などをチェックする表在エコー検査と、腹痛や便秘などの際に肝臓や胆嚢、腎臓、腸管などをチェックする腹部エコー検査が可能です。なお、心エコー検査が必要な場合には専門機関に紹介させていただきます。

スポットビジョンスクリーナー

視力の発達に影響する屈折異常(近視、遠視、乱視)や斜視の有無を瞬時にチェックできます。視力の発達は6歳くらいまでとされており、お子さんの屈折異常や斜視をできれば1歳半までに、遅くても3歳までに見つけてあげたいと考えて当院でも導入しています。早ければ生後6ヶ月から検査可能です。

  • 目の位置のずれが気になる、物を見る時に頭を傾けたりする
  • テレビを見る位置が異常に近い
  • 目を細めて見ることが多い、外へ出ると眩しそうにしたり、片目を強くつぶったりする
  • つまずきやすい、転びやすい、まっすぐ走れず片側に曲がってしまう

上記の症状が見られたら、お気軽にご相談ください。

新起立試験

毎朝なかなか起きられないお子さんや、午前中の頭痛や倦怠感のため登校できないお子さんで、起立性調節障害が疑われる場合に、日本小児心身医学会ガイドラインの「新起立試験法」に対応した血圧測定のよる診断が可能です。

身長体重計測

乳幼児健診の以外にも、小児外来の診察や予防接種の時にも測定可能です。特に乳児期には体重増加に不安を感じることもあると思いますので、お気軽に申し付けください。

当院で行える処置

吸引、吸入

鼻腔吸引と、気管支喘息発作とクループの際の吸入が可能です。

点滴

脱水が疑われる場合には点滴を行うことが可能です。なお、一時的な点滴で症状の改善が難しい場合には、二次医療機関に紹介させていただきます。

臍ヘルニアの綿球圧迫療法

当院では臍ヘルニアに対する綿球圧迫療法を行っています。

軽いケガの処置

軽症の熱傷やケガの処置、肘内障の整復、頭部打撲の診察が可能です。